<大相撲七月場所>◇七日目◇20日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)と前頭四枚目・宇良(木瀬)の一番はどちらが勝ってもおかしくない白熱した展開となった。最後は互いを讃え合うような姿を見せ、客席は大いに盛り上がり、視聴者からは「館内がひとつに」「凄すぎてやばい」などの声が上がった。
結びの一番で照ノ富士は土つかずの7連勝を飾った。宇良は肩透かし、右の下手出し投げと技の応酬で勝機を掴みにいったが、照ノ富士はその都度落ち着いて対応。最後は盤石の形で寄り切り、ひとり横綱の貫禄を見せつけた。宇良は3勝4敗となった。
この取組を受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「宇良は肩透かしで、(土俵を)グルグルまわって、ここで入っていければ良いというところで入っていく」と横綱相手に善戦した宇良の取組を称賛。一方でやや最後は力尽きた感もある宇良の姿に「踏ん張れていないんですよ」と指摘しつつ、「次、行くと怪我をするのをわかっているから。最後横綱に頭を下げていたでしょう」と照ノ富士も宇良の体を配慮していたことを推測していた。
館内が大いに沸いた結びの一番。横綱vs業師の熱戦にコメント欄には「面白かった」「大熱戦!」「いいもの見させてもらったよ」「宇良負けたけど満足そうだったね」「勝ち方は強い照ノ富士だけどこれは宇良もよくやった」などの声が寄せられ、最後に互いを讃えあうような姿には「紳士」「最後何か話してた?」「スポーツマンシップってこれだよな」などの反響があった。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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