<大相撲七月場所>◇九日目◇22日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
大相撲七月場所九日目、92歳の大物タレントがたまり席で相撲観戦中に、土俵から転落した169キロの力士と接触。力士、館内のファンがひやりとするアクシデントが発生した。慌てて無事を確認する力士に対してこの男性は「大丈夫だ」と無事をアピール。力士もファンも安堵し、館内に拍手が起こる中で「普通にうれしそうw」との指摘も。その一方では「一歩間違えば…」「たまり席は危険」といった声なども一部あがった。
【映像】巨漢力士が激突も「元気ハツラツ」な92歳大物タレント
前頭六枚目・王鵬(大嶽)が今場所好調の前頭十枚目・正代(時津風)を寄り切って6勝目を挙げた一番。立ち合い圧力をかけて踏み込んだ王鵬が左四つになり、右上手を引いて土俵際で左から掬うような形で寄り切った。正代は土俵際、逆転の突き落としを狙ったが不発に終わり、勢い余って土俵下の客席までゴロゴロと転がっていった。
正代が接触したこの男性は、俳優やコメディアンなどで活躍する92歳のタレント、好角家である大村崑さん。大村さんは昨日八日目も会場で観戦しており、その際は黄色のポロシャツを着用していた。正代の直撃を受けたことで館内は騒然となり、正代も慌てて大村さんの無事を確認したが、間もなくすると「大丈夫だ!」と身振り手振りで無事をアピール。観客に向かっても両手を挙げて無事をアピールする様子も見られ、安堵の拍手が起こった。「オロナミンC」のCMでも知られる大村さんの様子に「元気ハツラツ」「怪我してない感じで安心」といった声も聞かれた。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇の豊ノ島は「王鵬が休まずどんどん前に出ましたね」と勝負の分かれ目について説明。「(正代にとっては)休まずどんどん攻めてこられたので、投げてもあれだけ土俵下に持っていかれるくらい圧力がかかっていた」と王鵬の勝因を語った。
よもやの事態に「崑さん被弾」「コンさん被弾!」「大丈夫か?」とファンも騒然。一方、無事を確認するなり「よかった」「一歩間違えば…」「たまり席は危険」などの声も一部聞かれていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?