フランス1部のスタッドランスに所属する中村敬斗が、日本代表で同じポジションを争う三笘薫についての印象を問われ「レベルの差を感じる」と本音を吐露した。
7月21日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、西澤由夏アナがフランス・スタッドランスに所属する日本代表MF中村敬斗を取材。シーズンを終えた中村に、番組が“おもてなし”と題し、好きなものを用意する企画が行われた。
番組ではフランスでの生活についてや、自身のプレー解説などを展開。同じ左サイドを主戦場とする日本代表の三笘薫についての質問が投げかけられた。
ポジションを争う三笘についての質問が投げかけられると「僕が日本代表で試合に出られているのは、三笘選手が怪我で召集されていない時。結果が出せているのも、相手のレベルが高くないから。自分としては、三笘選手とのレベルの差をまだ感じている」と正直な心境を吐露。その一方で、「まだまだ僕はこれからだと感じています」と謙虚な姿勢ながらも、どこか自信をのぞかせるような回答を見せた。
中村は2023年6月に日本代表デビューを果たすと、10試合で8ゴールという驚異的なペースで得点を量産。欧州5大リーグであるフランスのスタッドランスでの1年目は、24試合で4ゴール1アシストを記録した。新シーズンも得意のカットインシュートでさらなる活躍が期待される。
スタジオの槙野智章氏は「今の活躍なら『僕の方が試合に出られる』とか言ってもおかしくない立場ですけど、そこをちゃんと自分を客観視できているのはすごいですね」と中村の謙虚な姿勢に賛辞を送った。
(ABEMAスポーツタイム)