【写真・画像】「ぎゃああああ」252キロの超巨漢力士が投げられた!100キロ差をものともせず…館内どよめきの衝撃展開 1枚目
【映像】力士が突っ伏して無念…実際の様子

大相撲七月場所>◇十日目◇23日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

 異色の新十両力士として注目を集める十両十四枚目・生田目(二子山)が、十両九枚目・英乃海(木瀬)に引き落としで敗れて7敗目を喫した。地面に突っ伏した生田目が無念のアクションをすると、ちょうど同じタイミングで観客からため息が発生。その“完全シンクロ”な光景に「すげぇ声w」「泣いてる」「叫んでいる」と視聴者が盛り上がった。

【映像】力士が突っ伏して無念…実際の様子

 小学生までタイ出身の母に育てられ、中学から高校までは地元・栃木の児童養護施設で育ち、高校卒業とともに角界入りした異色の経歴を持つ生田目。初土俵から約4年半かけて念願の十両に昇進した今場所では、初日に白星を挙げるも二日目から5連敗。九日目までを終えて3勝6敗と黒星先行となっていた。

 勝ち越して十両に残るためにもなんとしても白星が欲しい生田目は、十日目の取組でベテラン・英乃海と対戦。制限時間いっぱいとなり、気合を入れて仕切り線の前に立つと、客席から「なばため~!」と大きな歓声と拍手が沸き起こった。期待を背負って立つ生田目は立ち合いもろ手で当たり、前に出る相撲で終始攻め続けた。しかし落ち着いて対応した英乃海にいなされ、勢い余って前のめりに突っ伏してしまった。無念の結果に生田目はがっくりと頭を垂れて地面に手をつき、その思いを代弁するかのように客席からは「ああ……」とため息の合唱が起きていた。

 引き落としで敗れた生田目はこれで7敗目を喫し、負け越しまで後がない状況となった。一方、勝った英乃海は6勝目を挙げた。

 生田目が項垂れるのとシンクロするように観客からため息が発生すると、ABEMAの視聴者からは「すげぇ声w」「泣いてる」「叫んでいる」「くやしそう」「断末魔かよw」とコメントが殺到。また、後がない生田目に「次頑張れ!」「まだ希望は捨てるな」とエールを送るファンも相次いだ。

 生田目は明日十一日目、同じく7敗の十両十一枚目・碧山(春日野)と対決する。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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