<大相撲七月場所>◇十一日目◇24日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
幕下で大熱戦が繰り広げられた。死力を尽くした両力士は決着がついた後もヘトヘトですぐに立ち上がれず、館内からは健闘を称える拍手が沸き起こったほか、視聴者から「すごい取組」「二人仲良くなれそう」といったコメントも相次いだ。
幕下三十枚目・大野城(高田川)が幕下三十五枚目・富士の山(藤島)を寄り切りで下した一番は2分半を超える大熱戦となった。立ち合い唸り声をあげてぶつかると、激しい突っ張りの応酬から、半身の体勢で組んだ状態に。右下手を掴んだ大野城に対し、富士の山は頭をつけて腕を極めにかかって応戦。互いに攻めあぐね、こう着状態が続いていった。
長い相撲は2分を超えても続いた。両力士は体力の限界に近づいたのかフラフラとふらつきながら攻防を繰り広げ、「ハアハア」と大きな呼吸も館内に響いた。最後は2分半を超えた頃、大野城がなんとか力を振り絞って寄り切った。大野城は今場所勝ち越しとなる4勝目。敗れた富士の山は3敗目を喫した。
疲れ果てた両力士は決着がついた後、土俵下へと倒れ込むと、肩で呼吸しながらすぐには立ち上がれない様子に。客席からは健闘を称える大きな拍手が沸き起こった。ABEMAの視聴者からも「お見事」「よくがんばった」「こらぁ、立てんやろ」「ガチ相撲すぎて眩しい」「すごい取組」「二人仲良くなれそう」「お疲れ様!」とねぎらいのコメントが続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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