<大相撲七月場所>◇十一日目◇24日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
初日から破竹の勢いで10連勝を飾っていた横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、関脇・大の里(二所ノ関)に突き落とされて今場所初黒星を喫した。横綱がバタリと前のめりに倒れ込むと館内は騒然。数えきれないほどの座布団が館内を舞ったが、中にはその座布団などで自らの頭部を守る観客の姿も散見され「久しぶりに座布団が舞った」と驚きと興奮の声が聞かれた一方で「座布団投げるな」「さすがに危険」といった苦言の声も多数上がった。
「危険ですので座布団は投げないでください」
必死のアナウンスが館内に響いた。勝負は一瞬だった…立ち合い正面から当たった大の里は、素早く右からの突き落としを決めた。横綱の大きな体がバタリと崩れ、館内騒然となると、直後に無数の座布団が館内を舞った。
さまざまな角度で座布団が舞う中、危険を感じた館内のファンの中には自らの手で頭部を覆うように守る人、座布団を頭にかぶって飛んでくる座布団に備える人の姿が多く見られた。
そんな様子に「久しぶりに座布団が舞った」と驚きと興奮の声が聞かれる一方で「座布団投げるな」「さすがに危険」「当たったらどうするんだ」「マナーを守って」といった苦言も多く聞かれた。
波乱の十一日目を経て、全勝力士が姿を消した大相撲七月場所。大関の琴櫻や豊昇龍をはじめとする5人の力士が8勝3敗と星の差2つで追いかける混戦となった。照ノ富士を破った大の里は6勝目(5敗)を挙げた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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