よく見ると、エアコンの室外機のようなものや、束になったケーブルが無造作に積まれている。
東京・八王子市で7月19日の午後9時過ぎに撮影された防犯カメラの映像。
映像はさらに続き、重さのあまり1人では持てないのか、2人がかりで箱を運んでいる。被害者によると、このとき給湯器や銅製のパイプなどが盗まれたという。
今、相次いでいるエアコンの「室外機」の盗難。外に置かれているため盗まれやすく、さらに部品に使われている「銅」の価格が高騰していることが背景にある。
国内の銅の価格はここ1年でおよそ30%上昇。今年に入ってからは1トンあたり40万円も値上がりしている。
手包みしたモチモチの皮に、肉汁がたっぷり詰まった餃子。茨城県常総市にある餃子店は、ランチタイムになると大勢の客でにぎわう人気ぶりだ。
一見、通常通り営業しているように見えるが、この店でも室外機が盗まれる被害が起きていた。
「1週間前に仕込みをする場所のエアコンの室外機が切られて持っていかれた。エアコンは24時間稼働させていたが、翌朝気づいたらエアコンが止まってて、見に来たらなくなっていた」(青春餃子 店主 石川昇太さん)
店舗近くにある仕込み専用の作業場が被害にあったのだ。
店主の石川さんは、盗まれたと気づいたときについて「信じられなかった。そもそも持っていかれるものという認識がなかったので、対策もしておらず、防犯カメラもつけてなかった」と振り返った。
業者に連絡したところ、室外機はエアコン本体よりも高いと言われ、9月末に作業場を閉鎖する予定もあって購入を見送った。
犯人に言いたいことは? という問いに店主の石川さんは「この時期にエアコンとられたらどういう状況になるか想像してみてほしい」と答えた。
※これはテレビ朝日「グッド!モーニング」で放送した内容をABEMA TIMES編集部で記事化したものです。
本記事は自動文字起こしツールや生成AIを利用していますが、編集部の確認を経て公開しています。