「ビジュアル異次元」と話題になった日本人女性ファイターが、“ジョシカク”の象徴RENAと対戦し、返り討ちに合う事態となった。
2024年7月28日(日)、さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.3』第4試合スーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで、RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)とケイト・ロータス(フリー)と対戦。2R4分18秒でRENAがTKO勝ちした。
ケイト・ロータスは今回初のRIZIN参戦。SNSでは「美人」「ビジュアル異次元」との声も多く、洗練されたルックスが先行しがちだが、DEEP JEWELSを主戦場としキャリアを重ね、今年3月に自身初の打撃でのTKO勝利を飾っていた。
これまでのジョシカク(女子格闘技)の象徴ともいえるRENAとの試合のチャンスを掴んだケイトは、試合前会見でRENAに勝っている点を聞かれて「全部です」と断言。
自身が今後の女子格闘技界を牽引していくのかという質問には「それよりもRENA選手に勝ちたいです。大きい存在ですし、憧れてきた選手なのでなおさら勝ちたいです」と、とにかくRENAに勝ちたいという思いでリングに上った。
ケイトは、1Rこそ気合の通りRENAと互角に近い打ち合いを見せるが、2Rで経験に勝るRENAがコーナーに追い詰め、息もつかせぬパンチの連打。ケイトも防戦一方となり、たまらずレフェリーストップ。崩れ落ちたケイトは悔しさで号泣しながらリングを後にしていた。
同じ美人格闘家と騒がれた“先輩”RENAは、勝利マイクで「殴り合いができて気持ちよかったです。またRIZIN(のリング)に上がってきてください」とエールを送っていた。
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