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【映像】独占密着で本音をさらけ出した朝倉未来

 28日にさいたまスーパーアリーナで『超RIZIN.3』が行われ、メインイベントで朝倉未来(32=ジャパン・トップチーム)と平本蓮(26=剛毅會)が激突。平本が1ラウンドに衝撃のKO勝利を収め、“路上の伝説”、さらに二人の因縁に終止符を打った。「負けたら100%引退」と話していた朝倉はきょう、自身のSNSで引退を表明した。運命の一戦を控えた前日計量に密着すると「声が出ない」「格闘家は早死にする」など、過酷な減量に本音をこぼすも、格闘技と真摯に向き合う朝倉未来の姿があった。

【映像】独占密着で本音をさらけ出した朝倉未来

「いつもより楽だけど、キツイといえばキツイですよ。いつもよりはラクだったけど…」

 無事に計量をクリアした朝倉だが、笑顔はなかった。淡々と、言葉を吐き出した。

 計量前夜、体重は68.5キロ。起床してから計量までに、すでに研ぎ澄まされている体から、さらに2.5キロ。計量会場を出た朝倉の声は枯れていた。ただ、これも格闘家の仕事。「計量をクリアするなんて当たり前の仕事。プロ意識を持ってやってきたし、人生で一回もオーバーしたことがない。RIZIN出てから欠場したこともない」と格闘技に向き合う真摯な姿勢をのぞかせた。

 その後、リカバリ―を終えて戻った朝倉の表情には笑顔が戻っていた。それでも「格闘家は早死にしますよ、たぶん。1日に5キロ落として、7キロ増えちゃう。命懸けっすわ」と何度かうなづくと「また、次の日殺し合いなんで」と静かに続けた。

 都内で行われた前日計量では朝倉が65・9キロ、平本は66・0キロで計量をクリア。平本が「朝倉未来と試合するために、本当に過去最高に格闘技人生すべてをかけてやってきました。明日は勝って『ありがとう』を伝えます」と話し、対する朝倉は「やることやってきたので、本当に明日は凄い試合を見せます」と応じ、両者とも臨戦態勢に入った。

 そして翌日、さいたまスーパーアリーナで4万人以上、PPVも含めるとさらに多くの格闘技ファンが目撃した衝撃のKO決着で因縁の対決は幕を閉じた。

 そしてきょう、試合後に進退について語らなかった朝倉が、自身のSNSで引退を表明した。「格闘技が好きなので練習は続けるし、色んな選手のサポートをしたり、格闘技界に貢献していけたらと思う」とした上で「自分が戦うのは一旦終わりにします」と。

“一旦”と含みを持たせた朝倉未来。今後、どのような形で格闘技、格闘技界と関わっていくことになるのか。

朝倉未来vs平本蓮 完全密着ドキュメント - シーズン1 - #2 【試合前 独占密着】
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