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【映像】放送席困惑の衝撃ダウン

 足か? パンチか…? 激闘の最中に突然ダメージがまわり唐突なダウン。放送席の識者も「足でしょうか?」と互いに確認しあう珍場面に「え?」「何が起きた?」とファンが困惑するひと幕があった。

【映像】放送席困惑の衝撃ダウン

 7月27日後楽園ホールで開催された「Krush.163」で、新美貴士(名古屋JKファクトリー)と竹内将生(エイワスポーツジム)が対戦。1ラウンドから終始プレッシャーをかけ攻撃を蓄積させた新美の真骨頂といえるスタイルに竹内が3ダウンを喫して完敗。2ラウンド、試合の流れを決めた新美のローに竹内が突如、崩れ落ちるシーンに放送席が困惑。ファンもざわついた。

 ひたすら前に出る“無限侍”こと第5代Krushフェザー級王者の新美。直近は強豪相手に3連敗と苦戦するも、その後2連勝で迎えた昨年10月の稲垣澪戦に敗戦して復活の道は半ばだ。対する竹内も2連勝から今年、石田龍大にKO負けを喫するなど似たような状況。ともに負けられない重要な試合となる。

  ゴングとともに竹内がミドルを連発し勢いを見せる立ち上がり。新美は得意の圧をかけ続けるスタイルで立ちはだかる。竹内の蹴り際に地を這うようなロー、ガードが開けばミドルと、被弾しながらも新美は前へ前へ。竹内も下がりながら豪快なパンチや得意のミドルを連発するが、新美のコツコツと左足の同じところを蹴るローと的確なボディへの蹴りがピンポイントで入る場面が目立つ。

  ABEMAゲスト解説の与座優貴が「竹内選手が合わせるのが上手かった」と話せば、細川バレンタインも「詰めてるだけだと竹内選手は疲れないと思う」と竹内優勢の見立て。しかし2ラウンドに入っても新美のじんわりと体力を削る攻撃が竹内の動きを鈍らせていく。

   このラウンドも新美はコツコツとローを3連発。さらにガードの隙間を縫うような的確なパンチ。再びローを入れると…竹内がここで突然倒れてダウン。一瞬スリップにも見えるシーンだが、確実に効いている様子に、解説席も一瞬の沈黙のあと「ローキックですかね?」「足ですよね?」と口を揃えて困惑した様子だ。

 ファンも「滑るみたいにダウンしたな」「するっと倒れた」「足じゃなくない??」「ローが効いたか?」と驚きの声が錯綜。しかし序盤から新美のコツコツと足に顔面にとダメージを蓄積させるファイトスタイルは、体中に毒がまわるように効果てきめんだった。防戦一方となった竹内はロープ際での新美の右で前から崩れ2ダウン。意識が朦朧としながら復帰するも、さらに追撃の左を被弾。なぎ倒されるように横から崩れ落ちて3ダウンで試合終了となった。

 タイトル戦に手がかかる寸前だった竹内の驚くほどあっさりとした3ノックダウンを目にしたファンは「これが新美地獄だ」「さすが無限侍」「何故か効いている」さらには「竹内がこんなに早く消耗するとは…」と驚いた様子。

 元王者揃いの解説をも欺いた「ただ詰めてるだけ」が、まさに新美流の粘り強く確実なフィニッシュ。試合後のマイクでは「昨日娘の誕生日だったので…」と表情を一瞬ゆるめつつも、その後は「勝ててよかったです」とひと言、”男は黙って背中で語る”侍の顔にも戻っていた。

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