【MACHIDA City Cup 2024】スタッド・ランス 2-0 FC町田ゼルビア(7月31日/町田GIONスタジアム)
往年のデイビッド・ベッカムを彷彿とさせる高精度のアーリークロスで、スタジアムのファンを沸かせた。スタッド・ランスのFW伊東純也が、右サイドから相手GKとDFの間に絶妙なクロス。わずかに味方には合わなかったが、このプレーに視聴者からは「横回転綺麗すぎ」「精度えぐいよな」など絶賛の声が多数挙がった。
日本代表の伊東と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは、新シーズン開幕を前にジャパンツアーを実施。7月24日にジュビロ磐田、27日に清水エスパルスとプレシーズンマッチを行ない、そして31日にはFC町田ゼルビアと対戦した。
日本での3戦目となったこの試合で伊東は、29分に相手を弾き飛ばすパワフルな突破からのクロスでFWウマル・ディアキテの先制ゴールをアシスト。さらに61分にはまたもや得意の右サイドから違いを作り出した。
自陣からボールを繋いだスタッド・ランスは、ハーフウェーライン付近で右SBノア・サンギがMFアマドゥ・コネとのワンツーで相手2人を剥がすと、右サイドに張っていた伊東へ預ける。
伊東はボールを受けると少し大きくワンタッチで持ち出しゴール前を確認。対峙した相手の寄せが甘いことを察知すると、ボックス内のスペースへとインスイングのカーブをかけたアーリークロスを送り込んだ。ボールはゴール前に走り込んだMFマーシャル・ムネツィには惜しくも合わなかったが、相手が嫌がるスペースへと絶妙なクロスを送り込みスタジアムは歓声に包まれた。
解説を務めた鄭大世氏は「いや〜最高。あれが伊東純也のクロスですよね。日本代表でもよく見ますよね。仕掛けることもできると思うんですけど、相手守備陣を無力化しましたよね」とベタ褒め。同じく解説を務めた太田宏介氏も「相手のサイドバックの出した足の外側から巻けるクロスですね」と解説した。
このプレーにはABEMA視聴者は大興奮。「相変わらずいいクロス」「横回転綺麗すぎ」「このクロスの精度えぐいよな」「やっぱ純也は最高やな」「また日本代表で見たいな」など絶賛の声がコメント欄で相次いだ。
なお、伊東と中村は70分までプレーし、78分にはFWアミン・サラマが追加点。スタッド・ランスが町田に2-0の完封勝利を飾っている。
(ABEMA/MACHIDA City Cup 2024)