日本代表DF伊藤洋輝が今季バイエルンに新加入したことについて、ドイツでのプレー経験がある元日本代表の槙野智章氏が「めちゃくちゃすごい!もっとメディアが発信するべき」と、ドイツの超名門クラブへの移籍の凄さについて熱弁を振るった。
8月4日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、今月開幕する欧州サッカースペシャル企画と題して移籍の噂や裏話を展開。その中で、今夏ドイツの超名門・バイエルンに新加入した日本代表の伊藤の話題があがると、元日本代表でドイツの1.FCケルンでもプレー経験のある槙野氏は「めちゃくちゃすごいんですけど、もっと報道されるべき。もっと報道されて伊藤洋輝がどれだけすごいかっていうのを、我々メディアが発信していかなければいけない」と語った。
バイエルンはリーグ優勝33回、欧州制覇6回を達成するなど、言わずと知れたドイツの名門であり欧州屈指のビッグクラブである。日本代表の遠藤航がリヴァプール、冨安健洋がアーセナルと、世界を代表する超ビッグクラブで主力として活躍しているこの時代に、バイエルンへの移籍がどれだけ凄いことなのか軽視されていると訴えた。
また、ドイツのボーフムでプレーした鄭大世氏は「ドイツの選手は活躍してバイエルンに行きたいという夢を描いてプレーしている。そんな伝統あるチームに日本人選手が即戦力で移籍ですからね」と、ドイツ国内でのバイエルンの地位に触れながら、伊藤の移籍が異形であることについて言及した。
そんな期待がかかる伊藤だが、7月28日に行われた4部チームとの親善試合で右足の中足骨を骨折し2〜3カ月の離脱。スタジオのメンバーは、しっかりと怪我を治してバイエルンの選手としてデビューする伊藤の姿に期待を寄せた。
(ABEMAスポーツタイム)