銭湯・サウナなぜ“ハッテン場”に?性被害や相次ぐトラブル 法的問題点とは? ABEMA Prime 2024/08/10 11:00 拡大する 見知らぬ男性同士が出会いを求め、性行為にまでおよぶ場所を「ハッテン場」という。今なお一般社会では出会いが限られるゲイ同士が、同じ目的のもとで集う場を求めてもいる。この場所が公共空間であることも多く、問題視されている。『ABEMA Prime』では、実際にハッテン場に出向き取材してきたライターと、公衆浴場の関係者を呼び、問題点を考えた。【映像】ゲイライターが紹介する「ゲイサウナの見分け方」 近年に入り、同性婚などについても議論されることが増えているが、今でもハッテン場は存在する。自身もゲイでライターのサムソン高橋氏は、当事者として世界のハッテン場を取材してきた。「まずゲイは普通の生活で恋愛関係に発展することがない。全くゼロとは言わないがとても厳しい。普通の人なら職場や学校で恋愛関係に発展していくこともあるが、ゲイはそれがほとんど厳しい。だからハッテン場や限られた場所で『ここなら自由に恋愛ができる』と、一種の文化として確立されてきた」と説明した。ハッテン場には2つのパターンがあり、公園や公衆トイレ、公衆浴場や映画館など公共的な空間を転用する「転用ハッテン場」と、奨励するために作られ誘客から金を取る「専用ハッテン場」がある。サムソン氏が行く場所は専用ハッテン場だが、表向きはサウナや宿泊設備という名目で出店しているという。法的には「一般的な風俗と同じでグレー」だという。 続きを読む 関連記事