株価乱高下の「本当の要因」は? グローバル経済に影を落とした「アメリカ経済の今後」を専門家解説 ABEMAヒルズ 2024/08/08 11:00 拡大する 日経平均の乱高下が止まらない。【映像】アメリカ経済は今後どうなる? 様々な予想・分析が飛び交っているが、「本当の要因」は何か? 今後どのように動く可能性が高いのか? 経済ジャーナリストの後藤達也氏に聞いた。 後藤氏によると、2日(金曜日)から5日(月曜日)にかけての急落の要因は3つある。 「1つはアメリカの景気減速であり、場合によっては景気後退に陥るのでは、という懸念が急に高まったこと」 「2つ目は日銀の利上げだ。利上げ自体はある程度織り込まれていたが、利上げ後も植田総裁は記者会見にて『今後の利上げについてもかなり前向き』と受け取れるような発言をしたため、アメリカの要因と重なって、株安になった」 「3つ目はパニック的な投げ売りだ。特に、100万円を元手に200万円借りてきて、300万円分株を買うというような“レバレッジ取引”をしていた人は急激な下落で一気に元手がなくなり、取引解消に追い込まれた。そんな人が連鎖的に出てきたのだ。これは株価の実力ではなく、投げ売りの連鎖が極まった結果、5日の4451円安につながった」 続きを読む 関連記事