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【映像】シミュレーション? 物議を醸したシーン

【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 3-0 ヴィッセル神戸(8月7日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)

 物議を醸す判定となった。ヴィッセル神戸のMF飯野七聖が川崎フロンターレ戦の前半終了間際、相手DFライン裏へと抜け出し転倒。これがシミュレーションと判断され、2枚目のイエローカードで退場となった。このシーンが「どう考えても転倒やろ」「何回も見たけど妥当」とファンの意見が分かれている。

【映像】シミュレーション? 物議を醸したシーン

 J1リーグで優勝戦戦に絡む4位につける神戸が、上位進出をかけて川崎のホームに乗り込んだこの一戦。試合を大きく左右した際どいシーンは、前半終了間際の45分に発生した。

 神戸は相手のゴールキックをヘディングで跳ね返すと、FW武藤嘉紀がFW大迫勇也へと繋ぐ。敵センターサークル付近から大迫が前線にスルーパスを出すと、右サイドから勢いよく飯野が敵最終ラインの裏へ抜け出した。

 飯野は追いかけてきた川崎のDF大南拓磨よりも早くボールに到達して進路に入り込むが、ボールに触れた瞬間に勢いよく転倒。主審はすぐさま笛を吹くと、飯野の元へと駆け寄り反スポーツ的行為(シミュレーション)としてイエローカードを提示した。

 飯野は31分にもイエローカードをもらっていたため、この日2枚目で退場処分に。起きた出来事に信じられない表情を見せ、神戸の選手やスタッフが審判に抗議したが、VAR担当が確認もして、判定が覆ることはなかった。

 この判定が、サッカーファンの間で物議を醸す事態に。SNSには、「バランスを崩して単に転んだだけ」「どう考えても転倒やろ」「厳しくないか?」「イエロー貰ってるからリスク背負ってまでシミュレーションするわけ無いんだよなぁ」「不憫すぎない?」と納得の行かない神戸ファンの声が散見された。

 一方で反対の意見として、「シミュレーションは妥当」「退場シーンを何回も見たけど妥当」「PKのアピールをしてないものの意図的にイニシエートしたように見える」「厳しいけど軽率だね」「倒れ方に違和感がある」と判定は正しかったとの声も出ている。

 この退場が響いた神戸は、さらに63分にDFマテウス・トゥーレルが副審に向かってボールを蹴ったとして退場処分に。猛暑にもかかわらず9人での戦いを強いられる厳しい状況の結果、0-3で大敗し、順位を5位まで落としている。

 神戸の吉田孝行監督は試合後「退場が出るまでは我慢強く戦った。飯野も悪質なことをしたわけではない。色々と難しいですけど、判定によって左右されるのが現状」と悔しさを滲ませた。

 そんな中でも、「今後は得失点も大事になってくるので、なんとか失点を少なくという気持ちで選手たちは最後までやってくれたと思います」と、数的不利の中でも最後まで懸命にプレーした選手たちを讃えている。

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