レスリング女子53キロ級 藤波朱理選手が公式戦連勝記録をさらに伸ばし「137」に。137連勝目は、パリ五輪“金メダル獲得”となる勝利となった。
日本時間9日午前4時すぎに始まった決勝戦。
オリンピック初出場の藤波選手は観客席の応援を目に焼き付けながら入場。そんな藤波選手に対するのは世界ランキング1位、エクアドルの女王グスマン。
世紀の一戦、試合開始40秒で藤波選手がタックルで相手を倒し2ポイント先取。さらに4-0と差を広げ第1ピリオドは6-0とリード。
続く第2ピリオドでは開始早々、相手の足を取ってバックに回り2点追加で8-0に。
そしてついにその時が。10点差をつけ見事勝利。金メダルを獲得した瞬間、コーチでもある父・俊一さんのもとに笑顔で飛びついた。
父と二人三脚で掴んだ金メダル。ここに新たな霊長類最強女子が誕生した。
藤波選手は試合後のインタビューで「もう最高です! オリンピック最高! レスリング最高! やってきてよかった」「4歳から父のもとでレスリングやってきて、ぶつかり合うこと、ケンカすることも多かったですけど、やっぱり父がいなかったらここにはいないと思うので、本当に一番感謝したい存在です」と話した。
(『ABEMAヒルズ』より)
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