厳しい暑さが続くなか、冷房の温度を下げられない霞ヶ関では「蒸し風呂」状態となっており、職員たちは悲鳴をあげているという。
とくに厚労省は、蒸し風呂状態で仕事を余儀なくされているという噂がある。一体どういうことなのか。テレビ朝日の厚労省担当記者に話を聞いた。
「各社1台扇風機が設置されていて扇風機が無かったら、ちょっと仕事にならないねというレベル。僕がそもそも汗っかきだというのもあるんですけど。冷房の設定温度が、28℃以下になるような設定になっているので…」(岩崎文生記者)
2021年に政府が閣議決定した温室効果ガス排出削減のための実行計画によると、 冷房は28℃程度、暖房は19℃程度と定められている。
岩崎記者によると、建物内のエアコンは朝7時半から夜8時まで稼働していて、それより遅い時間は電話1本で延長も可能とのことだが、それも夜11時までで、それ以降は完全に止まるそうだ。
「上に一、二枚羽織らないと過ごせないような寒さといったクーラーの入れ方よりは体にいいような気はしますね。自分の家でも設定温度をだいぶ上げました。28℃とか29℃の設定にしています」(岩崎文生記者)
この話題に注目した家電芸人のTKO・木本武宏は「たしかに建物が古かったりしたらエアコン効きにくいと言いますけれど。みなさん結構やってないと思うんですけど、室外機に霧吹きで水を定期的にかけてあげると、だいぶエアコンの効きがよくなるんです。ドバンと水かけたら潰れちゃいますけど。めちゃくちゃ効果的ですよ」と自身の経験を踏まえ、解決法を提案した。
さらに経済評論家の佐藤治彦氏も「室外機の前に植木とかを置いて陽が当たらないようにするのもいいんです。室外機を日光から守るだけで、結構電気代下がりますよ」と省エネ術を披露した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側