【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア0-1湘南ベルマーレ(8月11日/町田GIONスタジアム)
首位チーム撃破の立役者が見せた、ディフェンスラインを引き裂くトラップと神コースへと流し込むシュートセンスに、アウェイサポーターたちが沸いた。湘南ベルマーレMF池田昌生が挙げた殊勲のゴールに「ターンもGKを見て流し込むシュートもめっちゃ巧くね?」「見事に引き裂いたな」など歓喜の声が寄せられている。
注目のシーンはゴールレスで迎えた48分だった。湘南は右サイドを起点に町田陣内に攻め込むと、ボールは中央の田中聡の下へ。最前線でポジションを取っていた池田はすぐにボールを要求した。
「(田中にボールが入った瞬間)一瞬目があって、ボールを要求したらくれた。もらった後のイメージはできていた」というように、後ろからプレスに来るドレシェヴィッチの動きに合わせた反転で入れ替わりフリーに。最後はGK谷晃生のポジショニングを見て、冷静に右のゴールネットへと流し込んだ。
この試合の解説を務めた水沼貴史氏は「彼みたいな選手がボックス内に入ることがいかに重要か。ドレシェヴィッチからすると足を出すとPKもあるので、チャレンジできなかった。これはいいゴールが生まれました」とコメント。ボックス内で勝負した池田の動きの質を称賛した。
またABEMAのコメント欄でも「うますぎやろw」「めっちゃうまい反転」「ボールの受け方がお見事でした」「エロすぎるボールの受け方やな」「ボール受けた時点できまってたわ」「ターンもGKを見て流し込むシュートもめっちゃ巧くね?」「見事に引き裂いたな」と池田を絶賛するコメントで溢れた。
残留争いに巻き込まれていた湘南だが、直近5試合は4勝1分と無敗を継続。さらに、首位チームを撃破する大金星を挙げた。池田は「ひとりひとりが自信持って自分たちのサッカーを信じている。次も必ずいいゲームできる」と確かな手応えを掴んだゲームとなったようだ。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)