先輩ならではの気遣い。元モーニング娘。の田中れいなが8月9日、「クロクルパレット Beautiful Summer SP」に生出演して、番組中に涙を流した新人アイドルを優しくフォローした。当番組は8月7日から12日までボートレース福岡で開催のPGI「第38回レディースチャンピオン」をフィーチャーした特番で、“クルーちゃん”と呼ばれるABEMAボートレースガールズの6人がスタジオに登場。クイズやゲーム、ボートレース予想でポイントをかけて勝負し、見事に勝利できれば好きな曲を生披露できるばかりか、年末特番の出演権も得られるといった内容だった。
これに大半の新人アイドルたちは盛り上がったものの、アイドルグループ「アルテミスの翼」のカナコ・ケンタウロスは「私は…歌はNG…」と小声で発言。MCを務めた安田大サーカスのクロちゃんによる「アイドル、がっつりやってますよね?」とのツッコミもやんわりとかわし、「優勝したらどうするんですか?」との問いには「後ろとか向いて頑張ります」と返した。
結果、ポイントはカナコ・ケンタウロスと、同じくアイドルグループ「アポロンの翼」のペガサス・ユイナが同点トップ。じゃんけんの末に優勝が決まると、カナコ・ケンタウロスは喜ぶどころか頭を抱えた。続けて、クロちゃんの「何が歌いたいですか?ケンちゃん」との質問には、「ない」と即答。「いや、ないじゃないんですよ」との返しには「ドラえもんを歌います」とし、クロちゃんらを「まさかの、自分のグループの歌じゃないんだね」と笑わせた。
そんな中、カナコ・ケンタウロスは「夢をかなえてドラえもん」を歌唱。途中、カンペの歌詞が「あ、読めない」といった場面はあったものの、ファンからは「かわいすぎる」「ケンちゃん頑張って」「いいね」などとコメントが寄せられた。これを受け、クロちゃんが「しっかり歌い切ったじゃん」とするも、カナコ・ケンタウロスは「私には罰ゲーム」と赤面。選曲については「この曲を歌ってアイドルになりました」「一応、社長の前で歌いました」とし、「歌は緊張したけど、とっても嬉しいです」と答えたものの、ほどなくして目を潤ませた。
どうやら、カナコ・ケンタウロスは生歌唱にかなり緊張していたようで、これを見た田中は「かわいい」「初めて見た。緊張して泣く人」とコメント。「緊張しいやけんねぇ」と相手を慮ると、「よかったよ、泣かんで」と声をかける一幕もあった。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)