【WWE】SMACK DOWN(8月9日・日本時間10日/オクラホマ・タルサ)
名物タッグ同士の対決で場外への「ダブル・トペ」に見事に合わせた神業にファン騒然。あの超有名格闘ゲームの大技「昇竜拳」をダブルで決める見事なカウンター攻撃に驚きの声があがった。
WWE「SMACKDOWN」で、”DIY”ジョニー・ガルガノとトマソ・チャンパと、”プリティ・デッドリー”エルトン・プリンス&キット・ウィルソンによる白熱したタッグマッチが行われた。タッグ職人として定評のある両チームだが、リング内外の攻防であっと驚かせたのが”プリティ・デッドリー”の奇跡のタイミングで打ち込んだ必殺技だった。
華やかに髪をなびかせたジェンダーレスなキャラで人気の”プリティ・デッドリー”と元タッグ王者チーム”DIY"によるWWEダッグ王座次期挑戦者を決める予選は、序盤から両チームによる、攻め受けともに息の合った軽妙な戦いが続いた。
ガルガノのシーソー攻撃でキットが吹き飛ばされ、場外のエルトンと交錯する謎の同士討ちにファンから「そうはならんやろ…」「なんでだよ!」とツッコミが飛ぶが、その直後に”プリティ・デッドリー”が前代未聞の”神業級”カウンター攻撃を披露する。
DIYが2人揃ってトペを敢行するとロープを潜る前に、エルトン&キットは示し合わせたように息の合ったフライング・アッパーカットで迎撃に成功。
ファンからも見事なカウンター攻撃に「プリティ頑張れ!」「フィジカル素晴らしんだよなプリティ」といった声援や、ゲーム「ストリートファイター」シリーズさながらの見事な”昇竜拳”に「対空昇竜拳だ!」と大いに沸いた。
負け続きだったこともあり、このところ出番が減っていたプリティ・デッドリー。バックステージで仲間レスラーを自作ミュージカルに勧誘する謎のプロモーションを開始し、再び存在感をアピールしながら復権を目指している。この日も試合には敗れたが、タッグ屋として光るパフォーマンスも次々とみせており、今後への期待が高まる戦いぶりだった。(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)