8日、宮崎県・日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、最大震度6弱を観測した。各地に被害が出る中で、気象庁は初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表し日々の備え、避難経路の再確認を呼びかけた。2011年に起きた東日本大震災を教訓に2019年から運用が始まった南海トラフ地震臨時情報だが、今回初めて出たことで改めて地震対策が考えられた一方で、対象地域には観光地も含まれており、宿泊のキャンセルなどが続出する事態を招いた。政府、気象庁からは備えの再確認さえできれば、日々と同じ経済活動をしてもよいというコメントもあった中、なぜここまで自粛ムードが高まったのか。『ABEMA Prime』では当事者、専門家に話を聞いた。