ひとすくいのスープを口に運ぶや、目をうっとりさせ、唇をぺろり……。頬を赤らめ、体を震わせんばかりの恍惚の表情を浮かべた少女はしかし、次の瞬間こう呟いた。「これ……毒です」。アニメ「薬屋のひとりごと」でよく知られるこのセリフは第6話に登場する。「猫猫というキャラを象徴するシーン」と言われる印象的な姿だ。
【映像】毒に陶酔…からの「これ、毒です」(13分1秒ごろ〜)
 アニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏によるライトノベルが原作。コミカライズもされ、シリーズ累計3300万部を突破している。主人公は、花街の薬師だった少女の猫猫(CV:悠木碧)。後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫が、美形の宦官・壬氏(CV:大塚剛央)とともに事件を解決する謎解きエンターテインメントだ。2025年には第2期が放送されることが決定している。