【WWE】RAW(8月12日・日本時間13日/テキサス・オースティン)
“英語担当”が欠場した日本人女子ヒール軍団が、日本語と英語半々のスピーチで決意表明。日本語の後に英語が入り交じって字幕も大混乱する珍しいシーンに「ルー大柴かよ」とツッコミの声が相次いだ一方、普段は賑やかな仲間の陰に隠れて比較的無口なキャラの女子レスラーが突如披露した流暢な英語に「ちゃんと英語しゃべるじゃんよ」「発音が良すぎ」など驚嘆の声も聞かれた。
WWE「RAW」にイヨ・スカイ&カイリ・セインの”ダメージCTRL”が登場。英語と日本語を交えた斬新な挑発を展開し、観客を沸かせた。
イヨが開口一番「おいお前たち忘れたのか」と日本語で語り始めたかと思えば「DAMAGE CTRL CHANGED THIS BUSINESS. DAMAGE CTRL CONTROLS THE FUTURE.(ダメージCTRLがこの業界を変えた、今でも未来は私達のものだ)」今度は英語で捲し立てる。さらに「私たちが二人きりになったとしてもだ…」と日本語と英語が行ったり来たりの斬新なアピールは続く。
先週、ソーニャ・デビルら“武闘派軍団”の襲撃で、唯一のネイティブ・メンバー、ダコタ・カイが負傷し長期離脱が決定したダメージCTRL。英語担当のダコタを欠いたための苦肉のスピーチだが、この奇妙な状況に「え?」「日本語と英語を混ぜるな」「半分は聞き取れる(日本語の部分だけ)」とファンがざわつき始める一方で「ルー大柴かよ」といったツッコミも聞かれた。
するとダメージCTRLらしく威勢のいいイヨのコメントに続き、カイリが珍しく口を開く。現在抗争中のソーニャ&シェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スタークに向けて「YOU SEEM TO BE CONFUSED. SO LET ME MAKE IT SIMPLE.(あんた達 混乱しそうだからシンプルに言ってやるよ)」といきなり英語でアピール。ただやはり、イヨ同様に日本語で「お前らがウチらに勝つためにしたこと、それはダコタにやったみたいに卑怯な手を使ってウチらを襲うこと。ウチらの大切な仲間をやってくれたからには、それなりの覚悟をしておけよ」と続ける。最後は「WE’RE GOING TO TAKE AWAY YOUR DREAMS.(あんた達の夢は潰える)」とカッコよく英語で締めたカイリ。普段は無口もしくは日本語オンリーのカイリが突如披露した堪能な英語でのアピールに対して、当初は「可愛い」などカイリの容姿に反応していたファンからは「カイリさん、英語上手だね」「ちゃんと英語しゃべるじゃんよ」「発音が良すぎ」と驚きの声があがっていた。ダメージCTRLと武闘派軍団の抗争は、どのような結末を迎えるのか…注目だ。(ABEMA/WWE『RAW』)