【ラ・リーガ】ソシエダ 1-2 アラベス(日本時間8月28日/アノエタ)
疑惑の判定で前半に数的不利を強いられてしまった。ソシエダのオヤルサバルがボールに足を伸ばすと、遅れて相手の足が入り事故的に踏みつけてしまい1発レッドの判定に。これにはファンから「これレッドはきつくね?」「意味わからん」と納得ができない声が挙がっている。
ラ・リーガ第3節、今季1勝1負のソシエダがホームにアラベスを迎えての一戦は、前半から波乱の展開となった。
問題のシーンはゴールレスで迎えた26分だった。スペイン代表FWオヤルサバルがハーフウェーライン付近でボールを受けに来ると、バウンドしたボールに合わせてトラップしようと足を伸ばした。その足の先に、ボールを奪いにきたアラベスMFカルロス・ベナビデスの足が入り、意図しない形ではあったが踏みつける格好になってしまった。
これを受けてレフェリーは大きく笛を吹くと、ベナビデスにイエローが提示された。しかし、その直後にVARのチェックが入ると、このイエローカードを取り消しオヤルサバルにレッドカードが提示される。判定に納得できない久保建英らソシエダイレブンは審判に詰め寄り、オヤルサバルは猛抗議、キャプテンマークを地面に叩きつけて怒りを露わにした。
解説を務めた安永聡太郎氏も「昨シーズンから気になっていましたが、踏みつけは仮にわざと足を潜らせればファウルになる。これはちょっとどうかと思いますね」と故意ではない踏みつけによるファウルの判定に疑問のコメントを残した。
このシーンにはファンも「これレッドはきつくね?」「いやこれで退場は納得できないなあ...」「ただの事故やんけ…」「これ退場は意味わからん」「さすがに可哀想だわ」「足出せば退場にできるってことじゃん」「故意ではないよー」と納得のいかない様子だった。
前半30分を前に1人少ない状況となったソシエダだが、この退場の直後に久保建英のドリブルを起点に先制ゴールに成功。しかし、51分にPKを献上してしまい同点とされると、77分に追加点を許し、ソシエダが1-2で逆転負けを喫してしまった。
なお、この試合で久保は先発フル出場を記録。連続ゴールとはならなかったが、得意のドリブルで攻撃のリズムを作り出すなど、1人少ないチーム状況でも存在感を放った。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)





