世界で10億人近くのユーザーがいるとされる通信アプリ「テレグラム」のパベル・ドゥロフCEOが24日、フランスで拘束・逮捕されたことが物議を醸している。フランス当局によると、テレグラムが資金洗浄や麻薬密輸、児童ポルノに使われていることをドゥロフCEOが放置した疑いがあるとされる。テレグラムは送信したメッセージの暗号化や自動消去機能など秘匿性の高さが特徴だが、この秘匿性をテロリストや犯罪グループなどが悪用し問題にもなっていた。ただし、今回の逮捕について、テレグラムというプラットフォームの運営自体にどこまで責任があるのか、ということで世界中から異論も出ている。ドゥロフCEOは「重視しているのは自由。テレグラムは政治的に中立で、誰もが利用できるプラットフォームだ」と訴える。『ABEMA Prime』では、「2ちゃんねる」の創設者であるひろゆき氏らと、今回の逮捕について考えた。