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【映像】イケメン千兵衛さんにビックリする悟空(2分58秒ごろ~)

 アニメ「ドラゴンボール」と「Dr.スランプ アラレちゃん」が夢の競演を果たした回では、則巻アラレ(CV:小山茉美)の活躍はもちろん、空豆タロウ(CV:古川登志夫)やオボッチャマン(CV:堀江美都子)、スッパマン(CV:玄田哲章)など懐かしの顔ぶれが盛り上げてくれた。そんななか、則巻千兵衛(CV:内海賢二)が見せたおなじみの“イケメン化”だけは孫悟空(CV:野沢雅子)に通じなかったようで、「なんだこいつ!」とマジレスされてしまった場面は必見だ。

【映像】イケメン千兵衛さんにビックリする悟空(2分58秒ごろ~)

 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載された鳥山明の同名漫画が原作。シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が秋に放送予定となっている。

 一方、同じく鳥山明による漫画「Dr.スランプ」が原作のアニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」は1981年から1986年に放送。天才科学者(?)の則巻千兵衛が作った人間型ロボット・則巻アラレが、ペンギン村を舞台に暴れまわるギャグアニメで、「んちゃ!」などの流行語を生み出した。

 「ドラゴンボール」第55話~57話では、レッドリボン軍のブルー将軍を追って悟空がペンギン村に迷い込むという「ドラゴンボール」と「Dr.スランプ アラレちゃん」のまさかのコラボエピソードが描かれた。悟空が空中戦から着地したのは千兵衛宅。そこで悟空はアラレちゃんら則巻家の面々と顔を合わせる。

 ペンギン村の千兵衛さんといえば、いわずとしれた“自称”天才科学博士だ。アラレちゃんを作った張本人で、そのほかにもあっと驚くような発明品をたくさん生み出してきた。1年単位での移動しかできないがタイムスリップできる「タイムスリッパー」や、時間を止めることができる「時間よとまれマシン」など、どれも子ども心をくすぐるアイテムばかり!

 千兵衛さんは亀仙人と同じようにスケベでいわゆる三枚目キャラだが、カッコつけると二枚目キャラ風に見た目が変わるのが特徴。発明が成功したときや、愛するみどりさんの前ではなぜか格好良くイケメン風になってしまう。

 悟空は故障してしまったドラゴンレーダーの修理を千兵衛さんに依頼したのだが、千兵衛はレーダーを分解してびっくり。「わ……わしより天才がい……いたなんて……」とお手上げ状態だった。表情を曇らせる千兵衛に悟空が「ドラゴンレーダー直りそう?」と尋ねると、隣にいたみどりは「もちろん直るわよ!千兵衛さんは天才だものね!」と笑顔を見せた。

 それを聞いた千兵衛は突如イケメン化すると「もちろんですともみどりさん!私の辞書には不可能の文字などありません!」と自信に満ち溢れた一言を発する。この変身は「Dr.スランプ」ファンにはおなじみのネタなのだが、違う作品の主人公である悟空には通じなかったらしい。突然の変化に驚いた悟空は「わっ……なんだこいつ……妖怪か!?」と困惑の表情を浮かべたのだった。

 結局千兵衛はレーダーの複雑すぎる構造をほとんど理解できず、「どうしよう……天才の立場がないじゃないか」と頭を抱えるばかり。しかし、見かねた息子の則巻ターボ(CV:三田ゆう子)が千兵衛を助けようと超能力でパパっと修理し、「さすがおとーしゃんでしゅね」とうまく千兵衛に花を持たせていた。

(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

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