今年7月下旬から8月上旬にかけて行われたパリ五輪で、日本は海外開催としては最多となる45個のメダルを獲得、国内が大いに賑わった。その裏で議論を呼んだのが、審判による「誤審」だ。バスケットボールや柔道など、日本でも注目度が高かった競技で騒動が起きる中、同時に「AI審判」の導入についても、さらに関心が高まっている。既に複数の競技ではAI審判が積極的に導入されているが、単にプレーをジャッジするだけでなく、選手が練習に取り入れ技術を向上させるなど、競技のレベルアップにも貢献している。