パリ五輪は、日本代表選手たちが海外開催最多の45個のメダルを獲得し沸いたが、バスケットボールや柔道などでは「誤審」騒動が起きた。「AI審判の導入」の関心が高まる中、AIと人間の関係などを研究する社会学者の塚越健司氏は、「最近のスポーツは、技の精度が高く、速くなり、人間の目で追いつくのは難しくなった。審判の負担を減らす意味でも、AI導入は求められる」と語る。