【ブンデスリーガ】ボーフム 0-2 ボルシアMG(日本時間8月31日/ヴォノヴィア・ルールシュタディオン)
17本のパスから生まれた美しすぎる先制弾には、日本代表DFのファインプレーが隠されていた。ボルシアMGの板倉滉が味方に指示を送り先制弾のきっかけに。このゴールにABEMAのコメント欄には「これは美しい」「きたー!」と興奮するファンの声が寄せられた。
板倉が所属するボルシアMGが、30日にMF三好康児の加入を発表したボーフムのホームに乗り込んだこの試合。先制点が生まれたのは66分だった。
ボルシアMGは自陣でのスローインから丁寧に組み立て、板倉も絡みながら相手のプレスを回避するように完璧なポゼッションを披露。MFケビン・シュテーガーが中央でフリーの状態でボールを受けて一気に前進し、一度右サイドに展開してからボックス内に入ったMFフランク・オノラが華麗なターンからクロス。最後はFWティム・クラインディーンストがヘディングで押し込んで先制に成功した。
自陣から実に17本ものパスを繋ぎ、一度も相手に触れられることなく繋いだ完璧なポゼッションからのビューティフルゴールには、ABEMA視聴者も興奮。コメント欄は「これは美しい」「これは上手い」「きたーー」「完璧」「ドフリーを作ったな」「ターンからのクロスがレベチ」など大盛り上がりとなった。
しかし実は、このゴールには大きなキッカケがあった。自陣の低い位置でパス回しをしている際、板倉は前方を指差しながらGKとDFに「あっちに出せ」という仕草で指示。実際に指示した方向のシュテーガーにパスが繋がり、そこから攻撃が一気に加速した。板倉の隠れたファインプレーだったのだ。
78分にも追加点を決めたボルシアMGは2-0でボーフムを撃破。板倉はフル出場でチームの今季初勝利に貢献した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)