将棋の西山朋佳女流三冠（白玲、女王、女流王将、29）が挑む棋士編入試験が9月10日に開幕した。東京・渋谷区の将棋会館で行われている第1局では高橋佑二郎四段（25）が試験官に。注目の戦型は、「三間飛車」となった。
史上初「女性棋士」の誕生となるか、将棋界内外から大注目を集めている棋士編入試験が開幕。女性の受験は、2022年の福間香奈女流五冠（32）に続き2人目の挑戦となる。試験は五番勝負で行われ、3勝すれば「合格」となり女性として初めて四段に昇段する。
注目の開幕局は、振り駒で高橋四段の先手番に決定した。後手の西山女流三冠は「三間飛車」から石田流へ変化。高橋四段から仕掛けて、本格的な戦いが目前まで迫っている。今後の進行に向けて、両者がどのような構想を描いているのか目が離せない。
試験対局は月1回のペースで予定されており、10月2日の第2局では山川泰熙四段（26）、第3局以降は上野裕寿四段（21）、宮嶋健太四段（25）、柵木幹太四段（26）が試験官を務める。
本局の持ち時間は各3時間。
【昼食の注文】
高橋佑二郎四段 豚しゃぶ（梅しそ）、ご飯大盛り
西山朋佳女流三冠 肉豆腐山椒
【昼食休憩時の残り持ち時間】
高橋佑二郎四段 2時間5分（消費55分）
西山朋佳女流三冠 2時間11分（消費49分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
