【写真・画像】「いくわよー!」「はーい!」「アターック!」ドラゴンボールの硬派キャラ・天津飯、いきなりの“乙女モード”に当時のファンは大ウケだった 1枚目
【映像】排球拳いくわよー!なシーン(4分18秒ごろ~)

 アニメ「ドラゴンボール」の天津飯(CV:鈴置洋孝)は、登場初期こそ亀仙人(CV:宮内幸平)と仲が悪かった鶴仙人の弟子として、当時のファンから良い印象は持たれていなかった。少し寡黙で硬派なイメージが強かった天津飯が、天下一武道会で孫悟空(CV:野沢雅子)相手に見せた“ある技”がきっかけで好感度が爆上がりしたのを覚えているだろうか。

【映像】排球拳いくわよー!なシーン(4分18秒ごろ~)

 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載された鳥山明の同名漫画が原作。シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が秋に放送予定となっている。

 天津飯は悟空が戦ってきたどんな強敵よりもたくさんの技を披露したキャラだ。その後の「ドラゴンボールZ」では当たり前となった、鶴仙流独特の技「舞空術」で空を舞う姿に当時のファンは憧れを抱いたし、ただの目くらまし技である「新鶴仙流太陽拳」も、たびたび悟空たちのピンチを救う技となった。

 このほかにも天津飯独自の腕を4本に増やす「四妖拳」や、かめはめ波よりも破壊力が高く寿命さえ縮めてしまう大技「気功砲」など、どれもが驚かされる技ばかりだった。しかし天津飯が見せた技の中でひとつだけ毛色が異なり、硬派なそのイメージからも大きくかけ離れた技があった。

 その技の名は“排球拳”。相手をバレーボールのように扱い、ひとりでレシーブからトス、アタックまでを完結させる技だ。悟空との試合で「とっておきの技でとどめを刺してやるぜ」と言った天津飯は、ダメージを受けぐったりしている悟空を空中高く放り上げる。するとなぜか口調が変わり「排球拳いくわよーーーっ!!!」と宣言。背景に花を咲かせつつ「はあーーーい」と乙女モードにチェンジした。

 甲高い声で「ワン!!」と落下してきた悟空をレシーブし、「ツー!!」で再び悟空を空高くにトスすると、自身も高く飛び上がり「アターーック!!!!」。猛烈な勢いで悟空を武舞台へと叩きつけた。天下一武道会の優勝を決める決勝戦というシリアスな場面で見せた天津飯のまさかの乙女全開モードに、当時のファンは予想外すぎて大喜び。同時に天津飯の人気も急上昇したのだった。

(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

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