ピッコロ大魔王編で命を落としてしまったクリリンだが、そこはアニメ「ドラゴンボール」。直後こそ予想外の事態にファンに衝撃が走ったが、その後ドラゴンボールで蘇らせられることがわかり安心すると、さらにそれまでのあいだ体を冷凍保存しておく場所がまさかの場所で……。
【映像】まさかの場所に安置されるクリリン（13分30秒ごろ～）
1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で1984年から1995年まで約11年間連載された鳥山明の同名漫画が原作。シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送される。
第22回天下一武道会終了後、クリリンはピッコロ大魔王の手下タンバリンに一撃で葬られてしまった。敵討ちに向かった悟空は行方知れずになってしまい、残されたのは亀仙人（CV：宮内幸平）、天津飯（CV：鈴置洋孝）、天津飯に足を折られてしまったヤムチャ（CV：古谷徹）と餃子（CV：江森浩子）のわずか4名。「ドラゴンボールZ」であれば不安しかない面子である。
亀仙人たちは、ドラゴンボールを集めて神龍にピッコロ大魔王の破滅を願ったあと1年後にクリリンを生き返らせる計画を立てていた。しかし、それまでのあいだ遺体が腐敗してしまっては元も子もないということで、ブルマが冷凍保管カプセルを開発。クリリンを中に入れると、ホイポイカプセルにして小さくした。
当時の視聴者も冷凍保存するだけでなく、カプセルにして小さくするというブルマの天才ぶりに“なるほど！”と感心したはずだ。ブルマはさらに保管場所をどこにしようかとあたりを見回すと、目の前におあつらえむきのタンスを発見した。引き出しを開けるとそこには大量のブラやパンティが！
まさかの保管場所にウーロン（CV：龍田直樹）は思わず「いいなあクリリンのやつ、パンティの中で……羨ましい……」と本音をポロリ。秘密の花園に収納されるクリリンを羨ましく思ったのはウーロンだけではなかったはずだ。しかし、羨ましそうにつぶやくウーロンに対して「あんたもいっぺん死んでみる？」と言い放ったブルマの表情に当時の視聴者も凍り付いただろう。
さて、あの下着の山は一体誰のものだったのだろうか。カメハウスで生活を共にしていたランチ（CV：小山茉美）のものなのか、はたまた亀仙人の内緒のコレクションなのか。前者であってほしいと願ったファンは少なくないはずだ。
(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
