先月、日本を代表する企業の一つであり「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長が、日本テレビの報道番組でした発言が賛否を呼んでいる。「少数精鋭で仕事するということを覚えないと日本人は滅びるんじゃないですか」。人口減少で人手不足が進む中、少数の若者で大勢の高齢者を支えるためには、労働生産性を上げ、海外からの移民や知的労働者を増やすべきという訴えだ。ある調査では、世界の「熱意のある社員の割合」で日本は5.9%と、157の国と地域で最下位クラスの低レベルに。名目GDP(国内総生産)では、アメリカ・中国・ドイツに続く4位である日本だが、このまま“オワコン”として衰退の一途を辿るのか。『ABEMA Prime』に出演した、2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は「厳しい現実に目をそらし続けた結果。きちんと事実を伝えるべき」と投げかけた。