誰もが知ってる孫悟空(CV:野沢雅子)のセリフといえば、強敵が現れるたびに口にする「オラ、ワクワクすっぞ!」のイメージが強い。実は少年時代の悟空が強いやつを見てワクワクしたときは、言い回しが今とはちょっと違っていたことをご存知だろうか?
【映像】子ども悟空の”オラ、ワクワクしちゃったぞ”(10分16秒ごろ~)
1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載された鳥山明の同名漫画が原作。シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送される。
ピッコロ大魔王(CV:青野武)を倒したことで、この世で一番強いとおごった悟空をいとも簡単に退けたミスター・ポポ(CV:西尾徳)。しかし、そんな強さを見せつけたミスター・ポポ曰く「神様もっともっとすごい」らしい。
悟空は素直にビビったことを明かしつつ、大喜びで「こんなにすげえやつがいるとわかったらわくわくしちゃったぞ!!」と飛び上がっていた。そう、大人悟空の「ワクワクすっぞ」ではなく“しちゃったぞ”だったのだ。
ちなみに第21回天下一武道会の決勝戦では亀仙人(CV:宮内幸平)扮するジャッキー・チュンを相手に「あんな強いじいちゃんと戦えてわくわくするんだ!」と言っていた。また、第22回天下一武道会の2回戦ではクリリン(CV:田中真弓)相手に「わくわくするぞっ!!」と発している。強い相手を前にワクワクするのは子供の頃から変わってないようだが、言い回しは若干定まっていなかったようだ。
そんな性格は大人になって孫ができるような歳になってもまったく変わっていない。ほかにどんなセリフでワクワク気分を表現していたか、探してみるのも新しいドラゴンボールの楽しみ方かも?
(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション