<大相撲九月場所>◇七日目◇14日◇東京・両国国技館
大相撲九月場所七日目、幕内の取組で勝った力士の右目が取組後にみるみる腫れ上がるアクシデントが発生。「めっちゃ腫れてる」「変色してない?」「アイシング出してあげて」など心配の声が殺到する一幕があった。
前頭二枚目・王鵬(大嶽)が関脇・阿炎(錣山)を突き落として4勝目を挙げた。しかし、勝ち名乗りを受けた王鵬に異変が。目を閉じ、フラつく様子を見せると、呼出の手をかりて土俵を降りた。
「フラフラ」「脳震盪起こしてるやん」「大丈夫か」
取組を中継したABEMAファンからそんな心配の声が殺到する中、解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は、王鵬の様子を確認するなり「あれ、ケガしたかな?」と一言。さらに「張ったのが、脳に響いたのかもしれません」と続けた。
その後、リプレー映像を確認した花田氏は「あれ、張ってない。あ、ここで(阿炎の頭が)鼻に当たってる」と王鵬の異変の原因について指摘。一方で、阿炎の敗因について「引いてしまったのが痛い」と解説した。
さらに王鵬が苦悶の表情を浮かべ、目を何度も閉じ、フラつく様子に「明日(目が)腫れるだろうな。とにかく早く帰って、氷で冷やす。もう腫れてきてますね。ここは弱いから」と述べると「僕も鼻を2回折って、頭蓋骨ちょっとヒビ入って…」と力士の過酷な環境について実体験を交えて明かした。
豊昇龍に力水を差した王鵬は土俵下に腰を下ろしてハンドタオルで顔を覆うと、左手で右目の腫れ具合を確認。大きく腫れ上がった王鵬の右目の状況を確認した花田氏は「目が腫れることで明日、視野が狭くなってしまう。目は大切なので…」と心配しきり。実況を務めた藤井康生アナも「かなり視野がなくなってきてますね。痛いですね」と慮った。
王鵬の状態を心配したファンからは「めっちゃ腫れてる」「変色してない?」「すぐ処置を」といった声が殺到。「アイシング出してあげて」「すぐ病院へ」などの声も聞かれた。なお、敗れた阿炎は5敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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