【ラ・リーガ】ソシエダ 0-2 レアル・マドリード(日本時間9月15日/アノエタ)
“VAR判定”に指揮官が異議を唱えた。久保建英が所属するソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、2失点目のPK判定について不満を爆発させた。
4節終了時点でわずか1勝と波に乗れていないソシエダは、ホームにレアル・マドリードを迎えての一戦となった。
この試合でソシエダは、58分にPKで失点。0-1と追いかける展開で迎えた71分に、問題のシーンは起こった。
ソシエダは自陣でセカンドボールをレアル・マドリードのMFフェデリコ・バルベルデに拾われると、右サイドに展開されてしまう。ボールを受けたレアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールにドリブルで攻め込まれると、対峙したソシエダDFイゴール・スベルディアが突破されボックス内へと侵入される。
すかさずソシエダDFホン・アランブルがカバーに入ると、ヴィニシウスはタックルを受ける前に右足アウトサイドでゴール前へとパス。その直後、アランブルはヴィニシウスに突っ込む形となり、ヴィニシウスは激しく転倒した。
審判はノーホイッスルで試合は続行されたが、VARが介入することに。オンフィールドレビューの結果、判定が覆りPKに。これをキリアン・エンバペに決められて、ソシエダはPKにより2失点してしまった。
現地報道によると、試合後の会見でイマノル監督は「本当のフットボールを台無しにしている」とこのPK判定に不満を露わに。
一方でファンは「PKじゃないという判定もあり得るけど、PK取られてもなんら不思議ないかな」「厳しいとは言え、踏んでるようには見える」「普通にPKだと思う」とPKの判定に納得のコメントも少なくなかった。
試合はソシエダが2つのPKをレアルに決められて、0-2で敗戦。なお、この試合に先発出場した久保は、得点こそならなかったものの攻守で存在感を発揮。今季2度目となるフル出場を果たしている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)