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【映像】どデカい気と気のぶつかり合い(20分41秒ごろ~)

 ドラゴンボールのバトルの魅力といえば、なんといってもかめはめ波に代表される気功波と気功波のぶつかり合いだ。最後までどちらが撃ち勝つかわからない手に汗握る展開にハラハラするファンも多いことだろう。いまでは定番の見せ場となった気功波同士の押し合いが誕生したのは第23回天下一武道会の決勝戦だった。

【映像】どデカい気と気のぶつかり合い(20分41秒ごろ~)

 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載された鳥山明の同名漫画が原作。シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送される。

 これまで「かめはめ波」や「どどん波」といったエネルギー弾はここぞという場面で使われてきた。第21回天下一武道会の決勝戦では、孫悟空(CV:野沢雅子)と亀仙人(CV:宮内幸平)扮するジャッキー・チュンとの戦いで、かめはめ波同士の撃ち合いが実現。そのときは両者のかめはめ波が打ち消し合い消滅した。

 打ち消すのではなく、初めて押し合いになったのは悟空とマジュニア(CV:古川登志夫)が戦った第23回天下一武道会決勝の舞台だった。予想以上に手ごわい悟空にイラついたマジュニアは、気功波で会場もろとも吹き飛ばそうとした。悟空は飛び上がり、なんとか会場の被害を防いだ。すると今度は悟空がお返しにと“超かめはめ波”を撃とうと気を溜め始めた。

 しかし、マジュニアが死んでしまえば元は一心同体だった神様(CV:青野武)も死んでしまうため、悟空は一旦踏みとどまる。するとマジュニアは「ここにいるすべてのヤツらを俺様は一瞬のうちに消し去ることだってできるのだ!」と“悪”ぶりを発揮し再び気功波を撃とうする。

 万事休すかと思われたとき、クリリン(CV:田中真弓)の「神様が死んでも神龍に頼んで復活できるぞっ!!!!」の声に「その手があったんだ!!!」と悟空も納得。マジュニアに対抗するため、超かめはめ波をぶっ放した。

 どデカい気と気がぶつかり合い、見ている方も歯を食いしばってしまうような押し合いが続く。しかし悟空がさらに気合いを込めると、マジュニアが放った気功波を押し返し、見事に超かめはめ波がマジュニアに炸裂したのだった。初めての気と気のぶつかり合いに当時のファンもどうなるものかと手に汗握って勝負の行方を見守った瞬間だった。

(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

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