9月27日におこなわれる自民党総裁選への立候補を表明している上川陽子氏について元議員らが印象を語った。
元衆議院議員の宮崎謙介氏は「まさか総裁選挙に名乗り上げるとは思わなかった」としつつ、「はじめて政策を聞いたが、“声なき声を政治の真ん中”にとおっしゃっていた。社会的な弱者の方々に寄り添って政治を進めていくということで、実際にそういった活動をいっぱいされている。議員連盟とか、会長も歴任されていて、こういった考え方を持った人が自民党にもいたのかと思った」と語った。
「候補者9人の中で、ある種エッジが立ってきている、自民党にとってはプラスな候補だったと思う。一方で、高市氏が女性としている。対局にいるように見えてしまっているので、女性の受け皿にもなっている」(宮崎氏)
さらに、「(政策に)シンパシーを感じるところあるので、頑張ってもらいたい」とエールを送った。
一方で、元東京都知事の舛添要一氏は「私が厚労大臣だった時代に、彼女に少子化担当大臣をやってもらったので、ずっと一緒に仕事しているし、選挙区にも応援に入っている。最初は選挙に弱くて、なかなか受からなかった」と関係性を紹介しつつ「彼女も綺麗すぎて泥臭さがない。お嬢様すぎて、総理の座は無理かなという気がする」と明言した。
元衆議院議員の宮沢博行氏は、地元が同じ静岡であることを挙げつつ「10年くらいお付き合いさせてもらっているが、ミスをしない人。ただ、ミスはしないが、本当に面白くない。腹が据わっている、決断力もある。でも面白くない。言ってみれば、岸田氏にそっくり」と断言。続けて「大臣としては極めて有能。答弁も含めて」と補足した。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は「本当にミスをしないし、ものすごく落ち着いた人という印象だった中で、今回の総裁選に出てきたのが意外だし、すごく気合入っている。『私よ!』という。なんでこんな喋り方するのかなと思ったら、高校時代に英語劇部だったそうで、シェイクスピアの『ロミオとジュリエットをやったの』と言っていて。その時の役の喋り方と同じなんですよね。高校生時代の劇の経験が活きているのかもしれない」と分析した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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