幕下十三枚目・宮城(中村)と幕下九枚目・上戸(立浪)の取組では、3度にわたる立ち合い不成立があり館内が騒然。両力士の顔が険しくなる一コマもあったが、この姿に「絶望的に合いそうにない」「一触即発ムード」などの声が寄せられた。
1度目の立ち合いでは両力士の呼吸が合わず上戸が先に動いてしまい、館内からはため息がこぼれた。両力士は思わず国技館の天井を見上げた。また審判団からの注意が入り、宮城も上戸も頷いていた。
2度目の立ち合いでは先に蹲踞の姿勢を取った上戸に対し、宮城はゆっくりと体勢を整えていく。すると今度は宮城が先に動き出してしまい、その瞬間、宮城は唖然。すぐに審判からの注意が入り、またも両力士は頷いていた。
3度目の立ち合いでもなかなか呼吸が合わず、再び上戸が先に動き出してしまった。両力士の顔が険しくなり、館内の緊張感は高まった。そしてようやく4度目の立ち合いで成立すると、宮城は右に大きく変化し、あっという間に上戸を土俵に沈めた。宮城は6勝1敗、上戸は5勝2敗で秋場所を終えた。
3度の立ち合い不成立を引き起こしたこの取組。相撲ファンは「おいおいおい」「ちゃんとしろ!」「んん…?」「なにしとんねん」などの声をコメント欄に書き込んでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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