【セリエA】レッチェ 2-2 パルマ(日本時間9月22日/スタディオ・ヴィア・デル・マーレ)
まるで世界的なGKを彷彿とさせる素晴らしいノールックパスだった。パルマに所属する日本代表GKの鈴木彩艶が、出場停止明けのレッチェ戦に先発出場。プレス回避の冷静かつクリエイティブなパスを出すと、ファンからも絶賛された。
0-0で迎えた29分だった。ボックス内でボールを持った鈴木は、足裏でボールをコントロールしながらパスコースを探す。すると、中央に視野を向けながら、左サイドの空いているスペースへとノールックのパス。このフィードでレッチェ攻撃陣のプレスを無力化した。
このシーンに日本のサッカーファンは注目。ABEMAのコメント欄では「パスが素晴らしい」と絶賛する声が出たうえ、中にはビルドアップ能力の高さで知られるマヌエル・ノイアー(バイエルン)と比較して「和製ノイアーザイ」や、「ブッフォンからノイアーときてアリソンとエデルソンを合わせたようなGKが鈴木彩艶」というコメントも。歴代のレジェンドGKと比較するような声もあった。
鈴木はこのレッチェ戦で2失点したがいずれもGKにはノーチャンスで、むしろ試合終盤には1対1の状況で起死回生のビッグセーブ。その後にパルマは2ゴールを挙げており、チームの勝点1獲得に貢献している。
(ABEMA de DAZN/セリエA)