【映像】腰を捻って相手を欺くノールックシュート炸裂の瞬間
【映像】腰を捻って相手を欺くノールックシュート

【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ 3-2 鹿島アントラーズ(9月28日/レモンガススタジアム平塚)

【映像】腰を捻って相手を欺くノールックシュート

 柔と剛を兼ね備えた圧巻のフィニッシュワークだ。湘南ベルマーレのFW鈴木章斗が鹿島アントラーズとの一戦で、DFとGKを巧みに欺くゴラッソ。これにはファンも「リアルストライカー!」「技術と賢さが詰まったゴール」など、歓喜と称賛の声を寄せた。

 注目のシーンは、湘南が0-2と2点を追いかける前半アディショナルタイムのことだ。縦パスが相手にカットされたところで素早い切り替えによって即時奪回すると、こぼれ球を拾った畑大雅が、相手の守備形の乱れを見逃さずにすぐさまスルーパスを送った。

 これに反応したのが鈴木章斗だ。SBとCBの間から抜け出してボックス内でパスを受けると、右足でのファーストタッチからすかさず左足で切り返し、鹿島の元日本代表DF植田直通の逆を突いて右足を一閃。強烈なシュートをニアハイに突き刺した。

 鈴木はシュートの瞬間にボールをまったく見ていなかった。体を外側に向けてファーを匂わせながら、腰の捻りでニアへ打つことによってGKにもコースを読ませないというシュート技術の高さが光るゴラッソだった。

 解説・坪井慶介氏は「見事でしたね。左足での切り返しも良かったですし、その後に一瞬空いたスペースでファーを見せてからニア。(シュートも)フェイントを入れていたことが素晴らしかったと思います」と鈴木のゴールを手放しで称賛した。

 このプレーにはファンも「章斗素晴らしい!」「リアルストライカー!」「素晴らしいコントロールからのシュートは一級品やな」「サンキュー章斗」「技術と賢さが詰まったゴール」「なんでこんなに冷静なん!?」「ここから逆転や」と興奮している様子だった。

 目の覚めるようなゴールを決めた鈴木は、阪南大高校出身の21歳。2021年には全国選手権大会で7ゴールを挙げて得点王になり、将来を期待されるストライカーの1人だ。今節の活躍で今季7ゴール目をマークし、昨季に記録したキャリアハイの3得点を大幅に更新中。高卒3年目で、覚醒を感じさせるシーズンを過ごしている。

 湘南は若手ストライカーが反撃の狼煙を上げて試合を折り返すと、後半中盤の連続ゴールで逆転に成功。1万人以上のサポーターが詰めかけたホームゲームで、リーグ戦3試合ぶりの勝利を収め、降格圏内との勝点差を「3」に広げることに成功した。
ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)

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