【リーグアン】アンジェ1-3スタッド・ランス(日本時間9月30日/ジャン・ブーアン・スタジアム)
その瞬間、ピッチに閃光が走った。スタッド・ランスの日本代表FW伊東純也が、目にも止まらぬ反応でゴールをこじ開けた。こぼれ球にいち早く詰めると右足でコントロールしてから、最後右足を振り抜きゴールへ。一瞬の出来事にファンも「あれを決め切れるのがすごい」と驚いている。
リーグアン第6節でアンジェとのアウェイゲームに臨んだスタット・ランス。伊東が右ウイング、中村敬斗が左ウイングで出場するなど日本代表選手が両翼を担った。すると開始9分、中村の3戦連発となるゴールで幕をあける。
迎えた25分、今度は伊東が魅せた。
スタッド・ランスが押し込んで試合を進めるなか、ボックス手前のFWウマル・ディアキテがボールを収めて、右サイドに展開。高い位置を取っていたDFアウレリオ・ブタがボックス内に侵入してグラウンダーのクロスを入れるが、ここは相手GKに弾かれた。
しかし次の瞬間、こぼれ球にいち早く反応した伊東がボールを回収。敵、味方ともに足が止まっていたが、伊東だけは動きを止めず。右足のトラップでうまくコントロールすると、そのまま右足でゴールネットへと蹴り込んだ。
この試合の解説を務めた中山淳氏は「今日は日本祭りですか?」と大興奮。さらに「伊東の反応が良かったですね。トラップからすぐにボレーで、高度なテクニックでした。余裕の笑顔も見せましたね」と伊東のゴールを解説している。
また、SNSではファンたちも反応。「イナズマ純也!」「伊東純也えぐいてw」「伊東純也も決めた!最高!!」「ボールへの反応がえぐいってw」「あれを決め切れるのがすごい」」「上手すぎて、カッコよすぎて」とお祭り騒ぎとなった。
日本代表コンビの活躍で2点を先行したスタッド・ランスは、79分にも追加点。終盤に1点を失ったが、3-1で逃げ切りに成功している。なお伊東は83分まで、中村は69分までピッチに立っている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)