自民党総裁選挙で新総裁に選出された石破茂氏。舛添要一氏が国際政治学者から見た石破新総裁の課題について解説した。
「アジア版NATO」構想について舛添氏は「(NATOへの対抗として)ヨーロッパで旧ソ連のときに、ソ連・東欧のワルシャワ条約機構軍という強い組織があった。どこか1つの国が攻撃を受けたら、ほかの国は全部助けにいかないといけない。それと同じものをアジアで作る」と説明。
アジア版NATOの有用性については「日韓のあいだの安全保障条約もある、日米の安全保障条約もあるし、そしてオーストラリアやクアッドなど、皆やっていること。ドイツ軍やフランス軍、イギリス軍まで太平洋に来てやっているので、こんなものなくてもやれる」と切り捨てた。
【映像】初当選した時の石破茂氏(当時29歳)