【チャンピオンズリーグ】レヴァークーゼン 1-0 ミラン(日本時間10月2日/バイ・アレーナ)
レヴァークーゼンの決勝点を演出したのは左ウイングバックだった。チャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦で、DFアレハンドロ・グリマルドがエリア内に侵入する見事なダイアゴナルランからヒールパスを披露。圧倒的な攻撃センスにファンも驚愕の様子だった。
CLリーグフェーズ2節で、ホームのレヴァークーゼンはミランを1-0で撃破。51分に挙げた決勝ゴールでスポットライトが当たったのが、バルセロナで育った技巧派左WBのグリマルドだ。
レヴァークーゼンは丁寧なビルドアップでミラン陣内に侵攻。その間にグリマルドはジワジワと中央寄りにポジションを移し、右サイドでMFアレイシ・ガルシアがボールを持ったタイミングで、ダイアゴナルランで一気に急加速してボックス内にパスを呼び込んだ。
ボールを受けたグリマルドは、ダイレクトヒールパスというお洒落すぎる落としを披露。そこからDFジェレミー・フリンポンが放ったシュートはGKに弾かれるも、こぼれ球をFWヴィクター・ボニフェイスが押し込んでネットを揺らした。
決勝点を演出する見事なグリマルドのダイアゴナルランとヒールパスには、サッカーファンも歓喜。SNS上では「グリマルドがあそこ出てくんのか」「なんでそこにグリマルドおんねん..」「完璧なダイアゴナル、うますぎ」「グリマルドがチートだ」「バルサは買い戻すべき」「ワールドクラスのいやらしいパス」「LSBのグリマルドがあそこに出てきたら捕まえきれない…」「なんて選手だ」など、拍手喝采状態となっていた。
この勝利でCL2連勝スタートを切ったレヴァークーゼンは、昨シーズンのヨーロッパリーグを含む欧州主要大会のホーム戦で10戦無敗(7勝3分け)というクラブ新記録を達成している。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)