パリ五輪で話題となったGK小久保玲央ブライアンの“ウインク”について川崎フロンターレDF高井幸大がツッコミを入れた。陽気な小久保が見せた仕草に「作ってんな!」と同世代だからこその反応を見せている。
9月29日の『ABEMAスポーツタイム』では、ワールドカップアジア最終予選を戦う日本代表を特集。中国代表戦でA代表デビューを飾った20歳の川崎フロンターレDF・高井幸大へのインタビュー後編が配信された。
インタビューの話題は、今夏に行われたパリ五輪について。U23日本代表としてともに戦った選手たちについて高井が語るなか、小久保にも触れた。
パリ五輪では数々のビッグセーブで日本代表を救ってきた小久保。ネット上では“小久保”をもじって“国防玲央ブライアン”と呼ばれるほど大きな話題となった。
そんな小久保が見せたビッグセーブの1つが、グループステージ第2節のマリ戦で見せたPKストップだ。日本代表が1点リードで迎えた試合終盤、MF川崎颯太が相手のシュートをブロックした際に左ひじにボールが当たったことでPKを献上した。
絶体絶命のピンチだったが、小久保はチームメイトたちに白い歯を見せて笑う。さらに味方の選手たちに対してウインクを見せる余裕を見せた。するとこのピンチを自身のセーブで凌ぎ、日本代表に勝ち点3をもたらせた。
当時を振り返った高井は小久保のウインクについて「気づいてなかった」とコメント。しかし試合後にSNSなどで大きな反響となっていることを知ると、「作ってんな!やってるやってる」と小久保のキャラクターを知る高井だからこそのツッコミに、インタビュアーを務めた鄭大世氏も大笑いとなった。
そんな小久保の性格について高井は「音楽は流している。バスの後ろで歌っている」と陽気な性格であると明かす。すると鄭大世氏は「欲しがるなー。槙野もそういうタイプだった」と発言。“キラーパス”を受けた番組MCの元日本代表DF槙野智章氏が「やたら俺の名前を出すな! ありがとうございます!」とまんざらでもない様子を見せると、スタジオは大笑いに包まれた。
(ABEMAスポーツタイム)