プロレスのリングで“あってはならない”アクシデントが発生。レジェンド覆面レスラーのマスクが“ポロリ”で、放送事故スレスレの息を飲むシーンにファンから「反則だろ」「やっちゃいけないことを」「これはひどい」など怒号が飛び交った。
WWE「RAW」で、ここ数週間ギスギスしているエグゼビア・ウッズとレイ・ミステリオ・ジュニアがシングルで対決。実力者でベテラン同士の緊迫感ある試合のなか、マスクマンの命であるマスクが“ポロリ”と脱げる衝撃のハプニングが発生した。
レイのちょっとしたミスでウッズのタイトル挑戦権をフイにしてから気まずい関係が続く両者。バックステージでレジェンド直々に「正直すまんかった」と謝罪するも、ヘソを曲げたウッズはなかなか許してくれず「じゃあ決着つけようぜ」となったのが先週までのストーリー。
遺恨マッチとはいえ真っ当なテクニシャン同士は、試合では互いのスキルを遺憾なく発揮して素晴らしい攻防が繰り広げられるが、直後、とんでもないアクシデントが勃発する。
レイが得意技「619」を繰り出すが、これをウッズが回避。その後ウッズが「ドラゴンスリーパー」で締め上げるが、レイのマスクがツルリと落ちて素顔が一瞬だけ露わになる“ポロリ案件”が発生。現地実況が「Oh, NO!!」と叫び声をあげた。
「マスクが!」「見えましたな」「あああいけない」とファンが一斉に悲鳴をあげるなか、顔を覆うレイをよそにウッズは漁夫の利「スクールボーイ」で丸め込んで勝利。
ABEMAのWWE解説・堀江ガンツも「不可抗力だと思いますよ」とウッズをフォロー、当のウッズも「やっべえ、脱げちまった」と何とも気まずい表情だが、マスクマンの命に手をかけただけでなく、ちゃっかり勝つ行為にファンからは「反則だろ」「やっちゃいけないことを」「これはひどい」と大ブーイング。一方のレイは「おい、そこまでするのかオマエ」とご立腹。両者のすれ違いによる遺恨はまだまだ続きそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)