ABEMAにて配信中のオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』(全6話)より、第1話から3話までのストーリーを松本優作監督のコメンタリーとともに一気に振り返るダイジェスト動画が公開された。
『透明なわたしたち』は、福原遥演じる週刊誌ゴシップライターの碧(あおい)が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。
このたび公開されたダイジェスト動画では、『透明なわたしたち』の第1話から3話までを本作を紐解くキーワードとともに振り返りつつ、松本監督のコメンタリーものることで、本作に対する理解がさらに深まる内容となっている。
第1話~3話あらすじ
#1:渋谷無差別刺傷事件
週刊誌ライターの中川碧(福原遥)は、夢だった新聞記者になれず、 芸能ゴシップばかりを追いかける日々にやるせない気持ちを抱いていた。
高校の同級生であり仲の良かった齋藤風花(小野花梨)、喜多野雄太(伊藤健太郎)、高木洋介(倉悠貴)、桜井梨沙(武田玲奈)もまた、それぞれの現状に葛藤を抱いていた。
そんな中、 ある凶悪事件が世間を揺るがしていく。
#2:犯人は同級生
渋谷無差別刺傷事件のニュースをみた中川碧(福原遥)は、犯人が高校時代の同級生なのではないかと気づく。
齋藤風花(小野花梨)に電話するも確証が得られないまま、碧は事件を追わせてもらえるよう、上司に直談判する。
同級生たちから情報を集める中で、高校時代のとある事件を思い出していく。
#3:真犯人
中川碧(福原遥)は桜井梨沙(武田玲奈)と共に渋谷事件の調査を進める。梨沙に「もしも喜多野(伊藤健太郎)や高木(倉悠貴)が犯人でも記事を書くのか」と問われた碧は、仲良しグループが崩壊してしまった過去の事件を回想していく。
そんな中、ついに渋谷事件の犯人が特定される。
松本監督は、本作のテーマについて、「今の時代、白か黒かを決めつけてしまうような世の中なんじゃないかと思って」と言うと、「実は、白とか黒とかではなくて、その間のグレーゾーンがもっと大切なんじゃないかと思って。そういう風なことを考えながら、テーマが見つかっていく気がしました」と、物語を紐解いていったことを明かした。
また、幾田りらが歌う主題歌「Sign」についても。主題歌制作にあたり、脚本を読んだのちに幾田自身がこの10年で感じたことを落とし込んでもらったと話す松本監督は、「自分が思っている以上にこの作品を広げてくれたというか、より豊かなものにこの曲がしてくれた」と、楽曲に対する想いを口にした。なお、第3話にて渋谷での無差別刺傷事件の犯人が明らかとなるが、松本監督は「渋谷事件の犯人がわかって、犯人を知っていく中で、碧自身が自分と向き合っていく作業になる。自分の醜いところとか汚いところを受け入れた先に、彼女はいったい何を言葉として出すのか…自分の居場所とか立ち位置を理解した中で受け入れて、この先どう進んでいくのか。彼ら彼女たちが、本当の意味で子供から大人になっていくってどういうことなのか、というのが描かれていると思います」と今後の展開を話した。
ABEMAオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』 概要
あらすじ
「もしも凶悪事件の犯人が、高校時代の同級生だったらー」
2024年渋谷。身元不明の⻘年が、ある凶悪事件を引き起こす。
週刊誌ライターの主人公・碧(あおい)は、事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、
疎遠になっていたかつての仲間たちと再会。
誰が、なぜ、事件を起こしたのか。
高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく。
その中で鮮明な記憶として甦るのは、文化祭の日に起きたある事件。
過去と現在、それぞれの事件が繋がり“真実”が紐解かれる、群像サスペンス。
日時:2024年9月16日(月)夜11時~
キャスト:福原遥、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈
スタッフ:<企画>BABEL LABEL <監督・脚本>松本優作 <プロデュース>藤井道人
<脚本>八代理沙・八瀬ねね(BABEL LABEL Writer’s room)
番組URL:https://abema.tv/video/title/90-2002
特報URL:https://abema.tv/video/episode/90-2002_s1_p110