便利さの反面、リスクも叫ばれるAI依存社会。今、問題視されつつあるのが「AI鬱」だ。     
 正式な病気ではないが、とある調査によるとAIが人間の仕事を奪うことに対し、およそ80%の人が不安を感じているという。実際にどこまで人間の仕事が奪われるのか。未来への不安を抱えるAI鬱について、『ABEMA Prime』で当事者と共に考えた。
 AIライティングツール製作者の稲葉雄大氏は、ChatGPTのアップデートを恐怖に感じ、AI鬱に悩まされている。「発症したのは大体2年前くらいだ。AIによって、自分が仕事をしなくてよくなると好意的に感じ、すごくうれしかった。しかし、精神的な反応は真逆で、不眠やモチベーションの低下が起きた。最終的なアウトプットをAIが超えると考えたら、今仕事をしている意味が分からなくなった」と明かす。