【グランドスラム オブ カーリング】(10月4日/カナダ)
カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」ツアーチャレンジの第3試合でロコ・ソラーレがチーム・ホーマン(カナダ)と対戦し、1ー9で敗れた。この結果、ロコ・ソラーレの大会通算成績は1勝2敗となった。
世界ランク1位の強豪を相手に、ロコ・ソラーレが大敗を喫した。第1エンドでは1点を先制するスタートとなったが、序盤から氷に対する曲がり幅が大きく出てしまうミスに苦しむことに。第3エンドではスキップの藤澤五月が勝負所で仕掛けたものの、ストーンはハウス上を大きくスルーしてしまった。
一方のチーム・ホーマンは第2エンドで4点、以降も着実に得点を重ねてロコ・ソラーレを圧倒。最後までアイスのアジャストに苦戦し、巻き返しをすることができず第5エンド終了時点でコンシードとした。
試合後、サードの吉田知那美は「課題は前半で、(第2エンドの)自分の一投でゲームチェンジしてしまった」とし、変化しやすいアリーナアイスへの対応に苦戦したことも反省材料としていた。
グランドスラム オブ カーリングは、世界ランキング上位32チームが1部・2部に分かれて参加するシリーズ大会で、トリプルノックアウト方式(3回負けたら敗退)が採用されている。ロコ・ソラーレは、初戦で2018年平昌オリンピック金メダリストのアンナ・ハッセルボリ率いる強豪チームに8ー5で勝利。好発進を遂げたものの、第2試合では米国の強豪でタバサ・ピーターソン率いるチームに5ー8で敗退。本試合の結果で、大会成績1勝2敗と苦しい立ち位置となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)