ベジータよ、それはもう愛だろ!常に孫悟空(CV:野沢雅子)の背中を追いかけ、終生のライバルとして悟空を倒すことだけを考えてきたベジータ(CV:堀川りょう)が、とうとう魔人ブウ(CV:塩屋浩三)を目の前にしても悟空と重ね合わせてしまったシーンが「ドラゴンボール改」にある。しかも“悟空のこと大好きじゃねーか”と戸惑ってしまうような演出つきだ。
ベジータといえば、自信家な性格からかちょっとパワーアップするといつも自分勝手な判断で戦況を悪化させてしまう困ったヤツだ。しかしこれもすべて、悟空に勝ちたいがゆえ、もっと言えば愛ゆえ行動だったとしたら、ちょっとは理解してあげてもいいのかもしれない。